もう一回 。そしてアラスカにて思うこと

2017年, 海外登山

アラスカより
この間の金曜の6月30日に日本に

帰国しちゃった。

 
 

この気温が嬉しい。夏だーって思える。

 
 
 

アラスカ、寒かったー。

 
 
 

そして、夜。

 
 
 
 
真っ暗になる世界。
これも何かたまらなく嬉しかった。
 
 

世の中、闇は必要だ。

 
 
光や明かりは勿論なんだけど

闇や陰も必要だと思えた。

 
 
 
24時間明るい夏の白夜のアラスカ1ヶ月は

何か、どこか感覚が狂った気がした。

 

 
 
 
 
 

そんなんで日本に帰国した。

 
 
 

アラスカにいる時から考えていた。

 
 
 

そして、決めた。

 
 
 
 
もう一回。
もう一回だけ。

今夏、山にチャレンジする。

 
 
 
 
マッキンリーで登頂出来なかったけど

満足の登山ではあった。

 
 

でも、何かが足りてない。

 
 
 
そんなんで、時間はある。

お金に余裕はないけども、ある。

 
 
疲れもあるけれども

もう一度という気力でカバーしたい。

 
 

いま一度、限界まで登りきりたい。

 
 
そんなんで、去年登れなかった
キルギスにある7000mの

レーニン峰に登る!

 
 

日本出発は今度の日曜日の今月9日!

 
 
今回はキルギスまでの飛行機は
高かったので中国のウルムチまで
片道2万円で飛び

そこから、陸路でまずカザクスタンへ。

 
 

そして陸路でキルギスに入る予定。

 
 
行っても天気が悪くて

登れない可能性もある!

 
 
それでも、やってダメならいい!

やらないで諦めるより全然いい。!

 
 
7000mの世界!

覗いてみたい!!

 
 

やったるぞー!!

 
 
そんなんで、これから

もう一回だけ登ってきます!!!!

 
↓セスナ機からのナイスな写真!↓

マッキンリーの入山、下山はタルキートナという町から
セスナ機で山へと入った。アラスカの大地、原野を上空から眺めた。↓


 そして山岳地帯と入って行く。↓
 
↓これ全てクレパス!

そして着陸、離陸は氷河の上。↓

 
↓氷河からの離陸のビデオ↓

 
 
行きと帰りでほぼ同じ景色を
見ていたと思うのだけれど
不思議なことにその景色の捉え方が

全く違っていた。 

帰りのセスナ機からの
アラスカの大自然は、それこそ全てが
心を打つ様な感覚だった。
 
 
行きとは全く違う感想。
 
 
 
そして下山後、街を歩けば
いつも以上に新緑が活力溢れて見えるし
いつも以上に赤や黄色の花は可憐に見えた。
 
 
花に限らず全ての
色に目を惹かれた。
 
 
 
なんだろ、この違いは?
 と思って考えてみた。
 
おそらく長い間、雪と氷河の白い世界に
いたからかもしれない。
 
 
視覚の世界に入ってくる物が
50%以上は白色。
 
 
雪と氷河と空と雲。
 
 
他はほとんど何もなかった。
 
 
 
 
そして思った。
 
 
世界の存在しうる
ものや物事、事象
全てに意味がある様に思えた。
 
 
だって意味がない世界なら
無色や単色の世界でいいでしょ。
 
 
色に限らず意味のない世界なら
平面でもっと単純な世界でいいでしょ。
 
 
 何なんだろ
この複雑で混沌とした世界。
 
 
ここにどんな意味が
隠されているんだろう。
 
 
 

無意味なように見える意味ある世界。

 
 
 
一瞬、感動して感銘を受けたことさえ

何の意味もなさないんじゃないかって思った。

 
 
感動にどんな意味があるの

だろうと考えたこともあった。

 でも
 そんなの考えても分からないし

そんなの関係ねえ。

 
 ただ、まだまだ感動したいし
感動し足りない。

おもいっきり涙も流してえー!

 
 意味ある世界

大いに楽しんでのぞみたい。

 
 そう思ったアラスカだった!
 
 
 
 とりあえず

もう一回山に行ってきます!

 
 
 

よい夏をお送り下さい!!