モンゴルの風に乗る。それも砂嵐。

チャリの旅(モンゴル)

実家に自転車で着いたけれど

日本へ帰る道中のモンゴルと中国の写真とネタを。

 

モンゴル

モンゴルにて、風に乗った!
乗っちゃった!

本物の強風が真後ろから吹いてきた!

山と丘と草原と半砂漠で何もないものだから

常に強風が吹き荒れる。

 

モンゴルにて初めて風に乗った。

そして砂嵐の風にも乗った!

 

後方に白い雲のような煙の塊が見えたが
やけに、低い移置にある。

その約2時間後、その白い煙にのまれた。

気がつけば砂嵐。物凄い、強風。

ただそれは、後方からの風。

待機するか、悩んだ。

悩んだ末に、風よけも何もない、その一帯でどう待機するのだと、

出した答えは進め。
砂嵐の風に乗れ。

 

すごかった。

自転車をこがなくても物凄いスピードが出る。

時速30km~40km出ていたぽい。

 

1時間後ぐらいして、砂煙で目の前が見えなくなり

砂が目に入り目が開けられない。

そして道が悪すぎる。

さすがに危険を感じで、ストップしたが
身を隠すところがない。

どうしたかというと、30分ほど
その場で風に背を向けて立ちすくむしかなかった。

そして、嵐は去った。

 

↑砂嵐後の余韻残る風の中

砂嵐後、残されたのは全身砂だらけの36歳のおっさん。

髪も顔も、靴の中も服の中も全て砂だらけ。

そして、カバンの中も、食料の入ってるビニール袋の中も砂だらけ。

 

腹が立つというよりも、ぼーっと呆気にとられていた。

どうしていいのかも分からなくなっていた。

嵐の真っただ中、横をトラックが通り過ぎた。

運転手がその砂煙の中、チャリに乗っている自分をみて

かなり驚いていた。

ただでさえチャリなんかいないのに

その煙の中、すごいスピードで走ってたら
それはびっくりするだろう。

 

そしてモンゴル。モンゴルは山だらけ。丘だらけ。

草原のイメージが強いけれど、そうじゃない!

山と丘しかない!何もない!

山の盆地に草原が広がっているイメージだ。

 山
 山
山・山・山
山・山・山
山・山・山
そして動物だらけ。

動物
ラクダ
ラクダ

一度、ラクダの放牧をしている一帯があった。

疑問だ。この時代にラクダを何百頭も飼って、どうするのだろうと。

荷を運ぶのだろうか。

ラクダ家族。
馬が道を横ぎる。
動物の横断はよく見かけた。
ワッサワッサ
丘を登りきり、さぁ、下るぞー!!
うゎー動物の群れ!道を塞ぐ!
ワッサワッサ
 

水飲み
わっさわっさ 
わっさわっさ
 
モンゴルは本当、何もないし、誰もいない。

何もない一帯で、動物しかいない。

動物もだんだん、見飽きてしまって、最後のほうは何も思わなくなっていた。テントを張って夜中に動物がテントの周りで騒いでいるのは何度かあった。

朝、テントの周りを走る馬の「パカパカ パカパカ」という音で

目が覚めるのは何か気持ちいいものだった。

テント場

モンゴルは兎に角、強烈だった。

いろんな意味で強烈だった。

 

↓モンゴルの何にも面白くない映像です。

ただ、一人テンションが高いというだけのものなんで、良かったら見てください。