ドMとド変態 トルコ アンタルヤより
むむむむ、ドーーーーン!!
テンションがドーーーン!
けしてこの暑さで頭がやられた訳ではない!!
のってきた!かなりのってきた!
いい風がこっち向きに吹いてきた!
現在、トルコの地中海(地中海でいいのか?)に面する南のアンタルヤまできた。
北に位置するイスタンブールからそのまま南下。トルコの中央部の山々、丘々を越え1週間かけてここまで来た。まさに山だらけ。そこまでの標高はないけれど上り下りが毎日連続していたと思う。
それなのに、まいっていない!
やられていない!
むしろ、やはり山が好きだと思えてくる。
何もない大地を山々に囲まれ
そこを汗ダラダラでひたすら走る。
イスタンで会った南米のアンデスをチャリで
回ったことがあるという女性が言っていた。
チャリはドMのド変態がやるものだと。
まさにそれ。
何が面白くてこんなことをしているのだろうと
イスタンまでの2ヶ月間は思っていた。
ただ、このアンタルヤまでの1週間。
山の景観が良かったからなのか
イスタンで休んだので疲れが取れたからなのか
こんな景色の中を山や大地に飲まれて走りたかった。
求めていたのはこんなだった。
と思えてきた。
走っていて、辛いのだけれども生きている感を体に感じる。
またこの一週間、野宿続きだったのだけれども毎日のように人に助けれ、野菜やフルーツ等、多くを乞うてもらってしまった。
👇途中の景色をバーンと
野宿場所を探し、畑地帯をウロウロしていたら
トルコのお父さんに出会い
その人の畑でテントをはらさせてもらった。
お父さんは言葉も通じないからなのか
あまり喋らず、そして笑顔もほとんど
見なかったのだけれど
日本からきたこんな男を気にかけてくれ
家のソファーで寝ろとまで言ってくれたり
して親切に接してくれた。
朝の出発の際、お父さんはラマダン中で
飲めないチャイを自分にだけポットに作ってくれ
一緒に朝日が上るのを無言で二人肩を並べて眺めていた。
そして最後、見送りもしてくれた。
一日も一緒にいなかったけれども
別れ際に涙が出そうになった。
いつか返さなければ…。
👇そのトルコのお父さん
そんなことがいろいろなところであって
クソ暑くてまいってしまうが
チャリの旅を楽しめるというか
少しだけ味わえれるようになってきた。
そして、強い風も背中から押してくれるようになってきた。
いい風こっち向き。
友人のゴンザレスが言っていた。
人間、何でも馴れるし慣れる。と。
少し馴れてきたかな。
👆小さな町のパン屋さんとその人達
↑↓ここのチャイ屋さんでチャイとトルコ料理をご馳走になってしまった
そしてこの人もバイクで世界を回っているという。
ディスカッション
コメント一覧
お~~・・!! すばらしい!\(^o^)/ そうすっと… インドの方へは行かないで、シルクロードか?(^O^)
むろさん
ありがとうございます!
インドは何度も訪れているのでシルクロードです!
ただ・・・その前に・・・です!
段々と自転車での旅にも身体が順応してきて、
はちきれんばかりに楽しんでいらっしゃるご様子ですね。
自転車で世界一周というのはMのド変態さんが
やるものなんですか~
確かに私のように町内ぐらいしか走ったことがない
人間から見たらまさに夢のような世界です。
でも自分の可能性に最大限に努力して
チャレンジしているお姿は本当に生き生きとして
輝いてますね。私のようにストレスを抱えてイライラしながら
生活している人間から見たら、自分の本当にやりたいことを
ぶれない信念のもとに実践し貫き通している!!!
しげるさんはとても素敵な生き方をされお幸せだと思います。
自分が先ずは一歩踏み出してみると、
そこには恐れや不安を超えた
想像以上のすばらしい世界が待っているのかも
しれません・・・
いつも勇気と感動をありがとう!!
くれぐれもお気をつけて旅を続けてくださいね
しげちゃん!
いつも素敵な日記をありがとう!
しげちゃんの日記を通して、自分にも力がミナギルのを感じます。
しげちゃんの日記を読んでいると、自分のしていることは旅でも旅行でもなく一体何なんだ?と感じます。
本当に自分が大変なときに助けられてこそ、人のあたたかさ、有り難味がわかりますよね。
私も今日、マレーシアからシンガポールに移動したんですが、ちょうど宿を出るときにシンガポールの家族に会って、今日シンガポールに行くなら私たちに電話しなさいと番号をくれました。
私・・・何もしていないのに・・・と。
果たして、自分が見ず知らずの旅人にこんな風に声をかけられるか・・・と思うと絶対できないなと。
私の場合はまだ国が国なだけに、特に困っていたわけでもなく、チャリをこいで ドMなことをしていたわけでもないですが、その親切さに心が温まりました。
とにかくしげちゃん、帰国したら結婚しましょう。
待ってます(怖)
あ!後、しげちゃん、日記に大変なミスを!
出国が2013年の11月に!!笑。
また、どっか行くんですか!
2012年でよろしくです!
あみさん
メッセージありがとうございます!
どこまで行っても先が見えない状況で一日や二日などかけて
それもハエが止まるスピードで山を越える。
どMというか焦ってもしょうがないというような
落ち着き感なのか、あきらめ感に近いのか
とにかく辛抱強くなりますよね。
何かいつも有難いコメントを書いてくれてありがとうございます!
でも、そんなにたいしたやつじゃないんですよ!
35歳でただチャリこいでるだけなんです!
いいのか、悪いのか・・・。
でもコメントでこちらが元気をもらいます!
ありがとうございます!!
そして想像外の世界があるのは確かです!
よっちゃん
いやいや、よしえさんの旅となんら変わらないですよ、一緒ですよ。
お互い知らない世界を知るという思考で動いていて
考えることや、思うことも大差ないですよ。
ただ、ケツの穴が少しだけ痛いという違いぐらいです!
シンガポールの家族から受けた優しさ、本当考えさせられますよね。
意味が分からない時があります。なんで、こんなに親切にしてくれるのだろうと。
そして、とにかく帰国したら結婚しましょうの意味もわかりません!?
そしてまた、さすがのよっちゃん!!
よく気づいた!!するどい!そういうところするどい!
さすがよっちゃん!
わ・ざ・と。
わーざーとー。
わざと間違えたんです!!よく気づいた!!さすがのよっちゃん!!