スペイン巡礼の道 26日目 サンティアゴ・デ・コンポステーラ

スペイン巡礼の道

4月25日 26日目  晴  
Monte do Gozo ⇒ Santiago de Compostela  5km

 ゴール ゴール ゴール サンティアゴにゴール。ついに着いた。26日間 約800kmの行程。ご苦労さん!

 朝、朝食を取らずに7時過ぎに宿を出る。遠くにサンティアゴの町が眺められる。丘を下り、街に入る。刻々と東の空から明るくなりだす。ただ30分も歩いたら肩が痛い。たった一時間ほどで着くのに、ベンチで荷を降ろしてちょい休憩。時間もあるし、ゆっくりゆっくりといきたい所なんだけれども、早く着きたいたいという、気持ちでタバコを素早く吸っている自分がいた。
 徐々に街中から昔の街並が残る雰囲気の中に入っていく。前には昨晩一緒の宿だった人達が同じくサンティアゴの教会を目指して歩いている。

 そしてついに教会が建物と建物の間から顔を覗かせる。ここまできたので、1歩1歩踏みしめるようにゆっくりと歩きだす。そしてそしてついに目的地の大きな教会の前に出る。そこは大きな広場になっていて、その教会の勇姿を大勢がゆっくりと自分達の気持ちを確かめるように、それそれが自分の思いのように過ごす。
 ある人は座り込み、ある人は寝転がり、ある人達は抱き合い、ある人達は手をたたき合う。涙を流す人、皆で記念写真を撮る人、声をあげる人。歓喜のうずがそこにはある。そんな場所に遂に到着。

 暫くその教会を眺めた。

 よく来た。近くにいた人達と声を交わし、握手をしてお互いを祝福した。感極まって涙・・・が出ることはなかった。2回目の歩きということで、そこまでの気持ちの高ぶりはなく、ただ、よー来た。と強く思える。
 そして教会内に足を踏み入れる。黄金に輝く大きな祭壇が目の前にドーンと構える。何度見てもその重圧というのか、迫力に驚かされる。何百年も前から多くの人達がそれぞれの想いでここへ何日もかけ目指してくる。そこには目に見えない、とてつもなく強い気が満ちているのであろう。ここへ来れたこと、巡礼の道を歩かせてもらったことに感謝をし教会をあとにした。

 これで歩き大会が終わりかと思うが、実は巡礼の道は続いている。約100km さらに西へ進んだスペイン最西端のフィニスターレという街がある。 
 
End Of The Worldと人は言う。

最果ての地

 生と死の境めと言われ巡礼者はサンティアゴに着いた後、この地へ向かう。そう、後3日ほど歩き続けなくてはいけない。ただ、歩かなくてバスでこの地へ向かう人も多い。自分は・・・・しょうがない、そこまでは歩く。もう歩きたくないが、最後の締めだ。もうちょい踏ん張ろう。

 そしてお昼の12時に巡礼者の為のミサが教会で行われた。ゴールした人の出身国が神父さん?(でいいのだろうか?)によって読み上げられ、祝辞を述べられ、賛美歌が歌われる。ただスペイン語で何を言っているのか、わからない。
 多くの人でごった返して席にも座れず立っているのにもかかわらず、眠くなってしまった。そして最後に大きな香炉が暴れるように振られ煙りと匂いを教会内にばら撒く。今でこそ、巡礼宿が出来き整備されているが、昔は巡礼宿などほとんどなかったのだろう。巡礼者がこの地に着いた時には、ものすごい匂いを発していたらしい。それがあって、この大きな香炉がにおい消しの為にできたとか。ただそれ以外の意味もあるのだろう。

 ミサが終わりその場を後にしたが、どうにもこうにも眠さが襲ってくる。気がぬけ一気に疲れが出たのかもしれない。街をぶらつき、昼食にパンを食べて、見晴らしのいい宿の近くの丘の上で本を読んでいたら、目がかってに閉じる。駄目だこりゃ。宿に戻り、一眠りし、その後は休養を取った。

 また明日より最西端の地 END Of The World へ向け、最後の歩きをスタートする。後3日。とにかく早く終わってくれ!天気が悪くなりそうだが、しょうがない。いくぞーおー。
っと思ったのですが、一日休養日にしました。明日27日、雨が激しくなかったらラスト三日の歩きに出ます。

 


👇これが教会の振り子のような大香炉の映像です。
人の数も香炉もすごいです。


 

👇ゴールの教会前にて

 
 
👇教会内 人でごった返す
 
 
👇サンティアゴの街中
👇サンティアゴ教会の横の写真
 
DSCN1033
 
 

スペイン巡礼の道

Posted by shige05101978