アックーダ

2016年

アックーダ    
  ロシア語 (意味)   どこから来た?

 英語でいう       Where are you from?
 
 

 

約2年前 この中央アジアをチャリンコで抜けた。

 

この中央アジアの旧ロシア圏の人達は母国語とロシア語を話す。

 

基本は旅行者に対してはロシア語で話しかけるてくる。

 

アックーダ。

 

自転車で走っていると必ずこの
言葉をかけられた。

 

アックーダ。

 

ある時は疲れ果て、ひと息ついている時、どこからともなく人が現れ、囲まれ

 

アックーダ。

 

バザールで買い物している時も

 

アックーダ。

 

畑仕事している人も手を休めて

 

アックーダ。

 

道端で腰を降ろして休んでいると
一旦通り過ぎた車が
バックして戻ってきて

 

アックーダ。

 

車がスピードを落としチャリと並行しながら走り、窓がウィーンと開いて

 

アックーダ。

 

誰もいないところを選んで休むも
馬に乗った少年が現れ

 

アックーダ。

 

このアックーダという響きがとてつもなく耳に残り、アックーダ恐怖症になった。

 

珍しい人がいるから、それはどこから来たんだっと尋ねたくなるのは分かるし
逆の立場だったら聞いてしまうと思う。

 

ただ、どこから来たんだの前に何か一言であっていいだろう。

 

英語ならまず初めにハローやハーイって言うだろう。

 

普通、挨拶が先にあるだろう。

 

時には

 

アックーダ。

 

という一言を言って去る人もいた。

 

あれ?アックーダは挨拶なのかと
思ったときもあった。

 

↑キルギス ビシュケックの広場
 

 

1〜2週間だったらいい。
我慢する。

 

というよりも気にならない。
それが1〜2ヶ月も続くと

 

アックーダ

 

が腹立ったりもした。

 

そんなアックーダ。

 

2年前はアックーダ恐怖症になったり
アックーダ腹立ち症候群になっていた。

 

そして、今、現在、キルギスの首都
ビシュケックにいる。

 

バザールを歩いた。

 

そして、ここで約2年振りに

 

アックーダ。

 

と言われた。

 

だがしかし。

 

これがこれが!

 

今度はその響きが心地いい!

 

アックーダが気持ちいい!!

 

もっと言ってもっと言ってと思う!

 

アックーダ攻めにあいたい。

 

アックーダって耳元で囁かれたい。

 

ミドルネームを付けて

 

佐々木  アックーダ  茂

 

にしたいぐらいだ。

 

もしかしたら苦悩もまた時が経てば
甘美に変わるのかもしれない。

 

そんな
ダッフンダ。

 

じゃなくて
そんな
アックーダ。

 

どうもこんなアックーダに付き合って下さってありがとうございました。

 

そんなんで現在、キルギスの首都
ビシュケックにいます。

 

 ↑オシュバザールのドライフルーツ
 
 

 

クソ暑い!

 

この間、42度という温度を街でみた!
ただ、湿気がないので日本程の不快指数はない。

 

そして物価が安い。
現在、泊まっている宿は
ドミトリーで一泊600円
(スペシャル価格らしい)で
しっかりとした朝食付き!
 
↑泊まっているビシュケックゲストハウス
 
 
綺麗だし、人もいいし、快適だ。

 

店に入っても100〜150円ぐらいで
美味しいご飯が食べられる!
うまい!
 
↑顔ぐらいのでかいパンは30円とか。

 

いろいろとここでのやることを済ませ
とりあえず、高度順応の為、近くのアルアラシャ国立公園の山へ入ろうとしているところです!

 

暑いですが素晴らしい
夏を送って下さい!

 

キルギス人のエディルと約2年振りの再会。前回の旅でお世話になり、また今回もお世話になりました。