鳥葬

2016年

鳥葬をみてきた。

 

キルギスのビシュケックを出て
バスと電車で中国の蘭州まできた。

 

 
そこから、バスを乗り継いで
チベット仏教の色が濃い町々を通り
成都へ抜けた。

 

↓チベット寺院

 
↓お坊さん
 
 

 

蘭州から成都までの道中。

 

 
郎木寺という町で
初めて鳥葬を見た。

 

亡くなった人の遺体を燃やしたり
土に埋めるのではなく
鳥に食べさせ、天へと送り出す。

 

それを30mほどの距離の間近で見た。

 

チベット仏教において、その住んでいる環境や思想において、今も残る鳥葬。

 

何十羽ものハゲ鷹がどこからともなく現れ、その遺体に群がる。

 

 
骨までも食べ尽くす。

 

 
 
ハゲ鷹が食べやすいよう
お坊さんが骨を適当な大きさに砕く。

 

 
 
1〜2時間の間に跡形もなく
遺体は消えた。

 

実は去年の2月。
親友が目の前で亡くなった。

 

前日の夜まで元気に話をしていたのが朝、起こしにいったら
もう体が冷たくなっていて
亡くなっていた。

 

 
急性心不全だった。
(この事は書けるかどうか分からないけど後々ブログで書けたらと…。)

 

今回の鳥葬を見て、親友の死も思い出し、死生観についてもインパクトを与えられた。

 

亡くなったら終わり。
 

 

 
魂は残り輪廻転生し

 

次にまた生まれてくるとしても

 

全てが終わる。
 

 

 
 

生きて生かされてる今、何をしなくちゃいけないのだろう。

 

 
 
 

 

最低限、自分を磨き続けたい。

 

そう思う。

 

 
 
 

 

 
 
まだ出ない、分からない

 

答えはなんなんだろう…。

 

 
 
とてもシンプルなことのような

 

気がする…。
 
 
 

 

まだまだ迷走は続きそうだ。

 

今、とても足が臭いのに
こんな堅いことを書いてしまった。

 

まず、足を洗えよと思う。

 

とりあえず、もうちょいで日本に帰ります。