男41歳 ミャンマー にて出家するの巻

2019年, 瞑想, 瞑想 ミャンマー

ミャンマー にて出家しちゃった。

ヤンゴン市内にあるミャンマー 国内でも最大規模で前回、5ヶ月お世話になったマハシ・メディテーションセンターという所で頭を剃って頂いた。

出家したからと言って仏教に精通しだしたかと言うと申し訳ないくらい何も分かっていない。

戒律も227あるけども全部なんて全く分からなかったし、袈裟の着方も怪しかった。

なんちゃって坊さんですね。

短期の2ヶ月の一時出家坊主でした。


↑大長老との写真

ここミャンマーは出家することへのハードルは低く、やりたいと言えば出家をさせてもらえる。ミャンマーの男性は20歳までに一度は出家するのが昔からの風習で今もそれは残ってる。

ミャンマー の新年には多くの地元の青年が短期の1週間とかでの一時出家をする。

そこに紛れて41歳、そろそろ頭を冷やせと

反省で出家しちゃった。

 

ただ、出家したからと言って何かすること変わったかと聞かれたら、ノーパンでいたのと3日に1度の剃髪をしてたぐらい。後は袈裟を着ただけでやることは朝から晩まで瞑想漬けで特に変わりはなかった。

それでも袈裟を着た途端に周りの人々から手を合わせられた。

 

いやいやいや、そんな人間じゃないんですが!

いやいやいや、今、めちゃめちゃエロいこと考えてましたが!

と手を合わせられる度に慌てて「ふむふむ」みたいな得意顔を作ったりとしていた。

しかし、手を合わせられると、しっかりしなくてはという気持ちにさせられるの確かだった。

もっと頑張らなくてはという想いにさせられた。

ただ袈裟を着ただけではあるのだけれど、何かその重みというのか何か分からないものがそこにはあった。

ここを去る際にはセレモニーを受けて在家(一般人)に戻って袈裟を脱ぐのだけれど、在家に戻ると、どことなく身体が軽く感じたのは、その重みだったのかもしれない。

 

 

何もしてないけど、いい経験をさせて頂いたかな。少し心も洗われた様な気がする。

 

そんなんで2ヶ月の坊さん出家から昨日、外の世界に出てきた。

 

以前の5ヶ月振りの外の世界よりも今回の方が、内と外のギャップ、違和感を強く感じた。

凄い複雑な外の世界。

こんなに物があって、こんなに選択肢があって、騒音、音楽がどこからも飛んできて、多様性に富み過ぎて迷うわ、惑わされるわで

これは飲まれると。

この複雑さだから面白いのかもしれないけど、その反面、どう生きていいのか分からなくなりそうだと思えた。

いやー大変だ!生きるの!

↑ご飯をくれくれと尻尾をフリフリで寄ってくる犬

 

そして今回の瞑想は!

 

いい感じではあった。

調子いい時は足を動かさず1日に1回ぐらいは2時間半ほど座れた時もあったり、体の感覚が消えたり。何も苦痛がなく心地よい瞑想が出来る様な状態になったりしていた。

 

けれども中途半端!

何にも分かってません!!笑

いやー中途半端だ!!

(出来たら瞑想体験をもう少し詳しく書けたらと思うけど、いつになるのか!)

ただ、長年の心の汚濁というか積りに積もった、心の曇りみたいな汚れみたいなのは少しはクリアーになった気がする。

前回の5ヶ月よりは何か分からないけど何かが少しは変わった気がする。

 

少しは落ち着きも出てきたかなと思った。が…。

今日、宿にて3枚の紙をプリントアウトしてもらったのだけれどもそれが3枚で200円も取られたのに

少し腹がたった。日本より高いってどういうことだと。

やはり全然ダメだった笑

 

 

そんなんで、久し振りのブログの更新で

あいつ坊主になりおったぞ

あいつまだミャンマー にいたぞの更新でした。

 

さーこれから何をしよう!!!