中国 カシュガル イン

チャリ一時中断の旅(中国)

来たぞ 来たぞ 中国 イン!

 

ホームに戻った!完全ホーム!

 

香辛料の匂いなのか、中国独特の匂いが中国へ入ったと思わせる。
漢字は並ぶし、日本人と同じ顔を見る。

 

あー戻ってきた。中国。
ウズベキスタンのタシュケントで友人ベクの家を出て
その日にキルギス イン。
 

 👆ベク宅での豪勢な食事。お母さんがいろいろと用意をしてくれた。
本当に感謝。

キルギスはまた春に戻ってくるので、とりあえずオシュという街に2泊をしたのみでキルギスを出た。

↑↓キルギス オシュのバザール

 そして、そこから宿が、たまたま一緒だった
日本人二人とシェアータクシーで中国へ向かった。

オシュから中国へ直通の国際バスも走っているのだが、これが80ドルもする。
それならばと 思ってヒッチで国境を越えるつもりでいたのだが
出発当日の朝、雨と雪・・・。

峠は雪で大変なことになっていると思い
タクシーで向かうという日本人2人に同乗させてもらった。

この辺りの国境越えは結構、手こずる。
キルギス側のボーダーまではなんとかなるのだが
中国側に入ると、高いタクシーとかに乗せられたりする。
拒もうとすると、なぜか、タクシーのおやっさんが自分達のパスポートをキープしていたりする。
そして古いイミグレーションから新しく出来たイミグレーションまでの間がかかなり離れていて
タクシーで3~4時間かかる。意味が分からない。その間の足はタクシーのみ。
そして運ちゃんはかなりふっかけてくる。意味が分からないことだらけだ。

何とか抑えてトータル60ドルぐらいで中国までいけたのかな。

 ↑峠での雪。吹雪いて前も見えなくもなったりした。

道中ではこの雪の中でスリップして車の衝突事故があり
血だらけになった人を自分が担架で救急車に乗せたりもした。

 ↑久々に芯までくる寒さだった。
(キルギス国境を越えた辺り)

そんなんで何とか中国イン!
中国のカシュガルという街まできた!

ここカシュガルはウイグル自治区。
ウイグル族の人達を多くみかけ
言葉も中国語ではなくウイグル語?(になるのかな。キルギス語やウズベキスタン語ににている?)
を話す。ウイグル族の古い町並みも残す。(ここまでの中央アジアににている様相)

 ↑ウイグル族の人たち

 

 ↑バザール
 

↑旧市街

ただ、思った以上に都会だ。カシュガルという名前の響きから、もう少し雰囲気のあるところだと思っていたのだが・・・。

 

(↑都会カシュガル)

中国人の女の人がここカシュガルが好きだと言っていた。なぜなら古い町並みが残っているからと。他の都市とは違うって。

中国の大きな都市は皆、同じ様相になってしまっていてただのビックシティ。どこも一緒。

ここから20時間ほど電車で北東へ進むとウルムチという街があるが昔は、ここカシュガルと同じように古い町並みが残り、その雰囲気があったが今は時間が経って中国の他の大きな都市と変わらない様相になっている。おそらく、ここカシュガルもまた、時間が経てば古き良さが失われ他の大きな都市と変わらないようになるだろう。悲しきことだね、とその中国人女性は言っていた。

その言葉を若い中国人女性が
言っていたのには驚いた。

そして中国人。優しい。

反中をうたう、日本人の人達に一度中国へ来てこの優しさに触れてもらいたいと思う。
逆もしかりで、反日をうたう中国人にも日本に触れてほしいと思う。

一般の人達は本当に優しい人達ばかりだ。

ちょっとした中国大移動に巻きこまれ
電車のチケットが取れないとの苦戦をしいられたが
とりあえず今日よりまた移動開始です!

とりあえず中国インということで!