モンゴル 大自然

チャリの旅(モンゴル)

強烈だったモンゴル。

四苦八苦したモンゴルだったけれど
今、思い返せばとてつもなく印象的だった。

↓キルギスを出て中国の青島へ着くまでの大まかなルート

より大きな地図で 保存した場所 を表示

むき出しで手つかずのと言っていいだろう。
素の自然と直面したモンゴルだった気がする。

透き通る冷たい小川や湖、水たまり。

強風に砂嵐と嵐。

山や丘、峠。


半砂漠に草原。


岩、石、砂、土。


雲、雨、雷、虹。


照り付ける太陽、夕日に朝日。


月に満点の星空。

そしてどこまでも広がる広大な大地。

何度か、雷を伴う黒く重そうな雨雲が近づいてきた時があった。
突然、風向きが変わり、突然、強風が吹きだす。

目と鼻の先で雨が降っている様子が見て取れる。
イナズマが縦に横に光、ゴロゴロと音を立てる。

 

DSC02425

雨が上がれば、雲の切れ間から神々しい太陽の日の光が差し込む。


DSC02420

 
 

そして虹が現れだす。

↓雨雲と虹の映像です

黄緑色の草原には多くの動物が放牧されている。

川がある水場は必ずと言っていいほど
大自然の中に生きる遊牧民の家(ユルタ)が立つ。


DSC02441

 
 
DSC02290

 

DSC02228

地平線に沈む夕日はピンクのカーテンを引いたような幻想的な空間が一帯を覆う。

DSC02259

DSC02221

そんな大自然を五感で感じることが出来た。
自然の猛威、雄大さを知り、人間の非力さを知った。

まさにモンゴリアンだ。

そんな大自然の中のモンゴル20日間。

後半の10日はアスファルト道に変わり
なんと快適なのだろうかと思えた。
それでも、強風の追い風や向かい風の中
何もない大地の峠と丘の連続だったけれど・・・。

サッカー好きの自分としては、ワールドカップの日本戦がどうしても見たくて
遊牧民の家、ユルタが並び、テレビがあるキャンプサイトでテントを張らしてもらおうとしたら
そこに居合わせた人にせっかくだから遊牧民の家に泊まりなさいと言われ
お金を出してもらってしまい、泊めさせてもらい、一回だけサッカーを見たというのもあった。

↓そのユルタ
 
↓その周辺写真
DSC02323
↓そしてそのお世話になった人たち 本当に感謝だ。
DSC02319

モンゴルでは結局、宿に泊まったのは、このユルタとカメラの充電の為、首都のウランバトールに1泊したのみだった。モンゴルは乾燥していているから、シャワーを浴びなくても平気と言えば平気だが、さすがに、砂嵐にのまれて埃、砂だらけになった日だけはシャワーを浴びたかったが、そんな浴びれるようなところは無し。

ただ、遊牧民の人たちや、首都以外の町のローカルの人達もあまりシャワーを浴びる習慣がないらしく、家にお風呂がないのがあたりまえで町や小さな村でさえシャワー屋さんがある。

そこで何度かシャワーを浴びた。その他は川シャワーや体を拭くのみだった。

水がなくなり、何度か煮沸をしない川の水も飲んだっけか。

DSC02412

そしてモンゴルで後ろからも前からも風に吹かれまくったから言えることがある。

「追い風は吹いてる時に乗れ。」

風向きはあっという間に変化する。
乗れる時に乗らないと乗れなくなる。

追い風が吹きだしたら、トコトン乗りまくりたい!
あわよくば、自分で自分の風を吹かせたい!

そんなんでモンゴル20日間!
大自然の中
強烈で強烈なモンゴルだった!

 

DSC02174

 

 

モンゴルより甥、姪に送るビデオレター 草原の映像です。
何も面白味がないですがよかったら見てください。