ブラジル フロリアナポリス、サンパウロ

ブラジル

ブラジルに入りまずフロリアナポリス、
サンパウロとバスできた。

フロリアナポリスではカナダで
ブラジルレストランの皿洗いを
していた時の友人モリーニョの家で
家族ぐるみでお世話になった。

ここの家族がよく笑う。よく喋る。よく飲む。

3兄弟の末えっ子のモリーニョと友達なのだが
3兄弟が特によくしゃべって、よく笑う。

一番上のお兄ちゃんの大学院の卒業式と
自分がここでお世話になった日が被ってしまい
自分も親戚の食事会に参加させてもらった。

常に笑いが絶えない。

モリーニョが一番上のお兄ちゃんに向かって

ドラゴンボールに出てくるポポに似てるでしょ??」
「ガッハハハ」
「お前はテンシンハンに似てる」
お兄ちゃんもやり返す。
「ガッハハハ」

写真を自分をが撮ってあげる際

「1、2,3ではなく刺し身
すし、テンプラって言え」
と何処からか声が飛ぶ。
「ガッハハハ」

食事会が終わって帰る際
路上で浮浪者らしき人に声をかけられ
少し、気まずい雰囲気が流れてるなって思ったら

「あれ?声がアニメチックな声だね」
とその浮浪者ぽい人に向かってモリーニョ。
「ガッハハハ」

一気に明るいッ雰囲気になった。

笑いってすごいなって思えた。
その明るさがとてもとても居心地がよかった。

お父さんがわざわざ
手料理も振舞ってくれたりとで
この家族に本当に感謝。

👆その家族での食事会

その後、深夜遅くから、ビーチハウスでの
パーティにも参加させてもらった。
久しぶりにお酒を口にし、朝まで飲んだ。

自分がサンバの曲を選曲して
音楽が流れた瞬間

皆が皆いっせいに踊りだした時には歓喜が
自分の中に沸いた。

これがブラジルだと。
This is the Brazil.

何よりも嬉しかったのが、皆が自分のことを
受け入れてくれていることだった。     

偏見がない。
むしろ、異国の人を歓迎してくれていた。
言葉の壁もなんのその。

心から楽しめさせてもらった。
しかし、来てた女の人皆セクシーで美人だったー

👆朝方ビーチにて

👆👇パーティ

時間がなく一泊で友人宅を出て
一路バスで、サンパウロへ向かった。

商業都市のサンパウロは特に
見所もないのだけれどただ、この
「サンパウロ」
という響きに憧れていた。

ビル群が建ち並び、行き交う人々は歩くのが早い。
スーツ姿の人たちが目立ち
人が多く、パワーを感じる。

👆サンパウロの街

そのサンパウロの街中に東洋人街がある。
数年前に移民百周年を迎えたぐらい歴史が長い。

👆東洋人街 鳥居まである

自分の父方のお墓参りに北海道へ3年前に行った際
親戚が集まり、ご祖先さまの話になった。

遠い親戚に南米へ移民した人もいたかも
いないかもという話になった。

100年ほど前に夢や希望を抱え
今よりももっともっと遠い世界の異国、
言葉も知らない異国へ旅立ったという行動は
理解できないほど想像がつかない。

その中にもしかしたら
自分の家系の血が入ってるかもと
思うと、この地に来て、心が震え
身が締まる思いだ。

いつだったか、料理人一本で今も働いてる
うちの親父が言っていた。

若いときの夢は船上の料理人になって 
いろいろな地を見て周りたっかたと。

そんな想いがあったからかも知れない。
今でも、こんなバカ息子を寛容に見守ってくれている。

そして、自分のこれも、もしかしたら
少しは血筋なのかもなぁ、
とサンパウロの東洋人街を
フラフラ歩きながらそんな思考にふけっていた。

そして両親へ感謝の想いを抱いた…。

ブラジル

Posted by shige05101978