アゼルバイジャン。そしてカザフスタン入国

チャリの旅(グルジア・アゼルバイジャン)

アゼルバイジャンの首都バクーより貨物船に乗り
カスピ海を渡り昨日の深夜カザフスタンのアクタウという街に入った。

石油国。アゼルバイジャン。

そして首都バクー。

さすがだった。
オイルマネー全てがここの首都に一点集中して注ぎ込まれている気がした。

↓バクー 工場

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👇バクーの街

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かなり驚いた。

グルジアからここまでの道のりは
ほぼ農業地帯を走っていた。
何もない殺風景な大地が広がっていて
ところどころの街もよく見慣れた少し寂しいかんじで
賑わいはなかった。

それが首都のバクーに入ったら
突然、ドカーンと大都市が現われた。
少し規模は小さいにしても
東京やNY並みの街がドーンと!

高級ホテル、高層ビル
高級レストランにブランドショップ。

建物の様相もヨーロッパ風で小奇麗。

オイルマネーここにあり。

 
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👆遠くから見たバクーの街

また一方では、城壁に囲まれ石畳が続く古い町並みを残した古風漂う雰囲気の旧市街もある。

二面の顔を持つ大都会バクー。

夜に自転車でこの街を走ったのだけれど
イルミネーションやライトアップされた建物に囲まれ
何か夢の中を走っている気分になった。

久し振りに都会はすげーっと思わされた。

オシャレで綺麗でゴージャス。

👇バクーの夜景

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👇バクーの夜景

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👇バクーの夜景

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👇夜の旧市街

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しかし、そんなところは大量の荷を積んだチャリに
何日もシャワー浴びず
汚いツラの自分はかなり目立つし浮いていたけれど・・・。

この国は何でここバクーだけこんな大都会なのか分からない。
来る途中の幹線道路は作り途中でほったらかし。
工事をしている様子も見られなかった。

ここに、こんなお金をかけるなら道を作れと言いたい。

 

ここで何泊かしてこの大都会バクーを感じようかと思ったのだけれど、着いて初めに貨物船のチケットオフィスを訪ねたら今夜に船が出ると言う。

迷った。

というのも、旅客船ではなく荷の傍ら空きスペースに
人を乗せるといった貨物船なので出向が不定期。
週1~2便ほどしか出ないとも聞いた。
これを逃したら1週間待つかもしれない。

迷った揚句、着いたその日の夜の貨物船でカザフスタンへ向かうことにした。
残念だがしようがない・・・。
物価も高いし、よしとした。

ちなみにチケット代110ドル
高い!

↓船のドミー
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乗り込む船によって様々なのかもしれないが、自分の場合は食事はタダで付いてきた。部屋はドミトリーでトイレ、バスは別。シャワー室は汚い。ゴキブリが転がっていて水も流れずに溜まる。

そして、この船・・・時間が読めない!
自分の場合は・・・
船のトラブルのため、出向15時間遅れ!
到着も風が強く入港出来ず。港の沖に停泊3日!

とりあえずカザフスタンに無事入国!
このまま1週間ほどかけて
次の国ウズベキスタンへ向かう予定!

↓船の甲板(後ろはバクーの町)
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しかし、このあたりの国はデカイ!
砂漠も広がり、大まかな地図で見る限り
街と街の間が広く500kmとか
何も無い感じがする!
水や食料の不安があるが何とかなるでしょう!

道も全く分からないけれど
とりあえず東へ進めばなんとかなる!

そして日本までの時差 4時間!!
日本が近づいてきた!

だがしかし!!!
世界地図で日本までの距離を確認したら
スペインから日本までの距離の半分を越えていないっぽい!!
まだ半分を過ぎてない!
地図を見るんじゃなかった!
ノックアウト寸前のかなりガックシきた!!
中国でかすぎ!

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 ↑オイルを運ぶ貨物船上

 

そして冬も近づいてきた!

とにかく行く!前へ進む!
ゴーゴーゴー!

 

 
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👆オイルを採取する機械達

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👆びっくり。バクーの街でばったり3ヶ月前ほど
マケドニアで会ったサイクリストに再会

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アゼルバイジャン国旗