鮭に惹かれて in 北海道 ①

2020年

9月頃から北海道に鮭のニュースが多くなった。

そして
サケが川をウジャウジャと泳ぎだしている。
サケが川をバシャバシャいわせている。
サケが川をバシバシ飛び跳ねている。

こんなに鮭が川を上がってくるのは日本では北海道だけだろう。
世界でもアラスカやノルウェーやロシヤなどの緯度が高い地域のみみたいだ。

3~4年前にマッキンリー山を登りに行った6月のアラスカでは川がサケで一杯だったのを
横目にして興味を惹かれていた。

そして今年、北海道の地にいる。
自転車の通勤途中の朝と夕方に毎日、橋の上からサケを眺めていた。

↓橋の上からのサケ

日本のサケは川で生まれてから海へ下り、アラスカの方まで行きその間に大きくなり
3年から4年して生まれた川に戻ってくる。
そのアラスカの方まで海流に乗ったり、太陽の位置や地球の磁気などによってコースを決定しているらしい。
そして自分の生まれた川の近くまで来るとその生まれた川の匂いをたよりに川を選んで生まれた川に戻ってくるらしい。

サケには人間が感じられない(気づけない)感覚を持っているみたいだ。

そして、生まれた川で産卵し生まれた川で絶える。

神秘的だと思った。

 

そして思った。
人生で一回でいいからサケを自分で釣りたいと。

 

川でサケがウジャウジャ泳いでいるなら簡単に釣れると思っていたら
何か北海道ではサケルールがあるらしい。
基本、川でのサケ釣りは禁止で河口付近の海からじゃないとダメだったり
大きな川だったらその河口から500mも離れなくちゃいけなかったり、何かとルールが厳しい。

そして多くのプロ級の釣り人がこの時期のサケを釣りに全国から北海道に集まってきている。
釣れやすいポイントは人だかりができて少し殺気だってもいるとも聞く。

↓こんなにも人が。それも海に浸かっている。

 

正直、釣りは全くの素人!
ほとんどやったこともないし、昔、釣り堀に行っても釣れないほど苦手。
じっとしていられなくて、すぐに飽きてしまっていた。

そんな素人が人込みに入ってサケを釣れるものなのか。
プロ並みの人でさえ釣れないのに自分なんかが釣れるものなのかと思っていた。

でもなんとか一回だけでいい。
サケを釣ってみたいと思い、釣り好きな同僚にその話を聞いたら
やろうやろうということになり
その同僚に竿やら何やら全て用意してもらってしまい頭が上がらないところではあったがここから
釣りキチ しげるがスタートした。

↓朝、日の出前の釣り

とりあえず長いのでまたまた書きます!

北海道からでした!