Nepal Trekking(Annapurna cirkit and Sanctuary)

ネパール, 海外登山, 約2年間の世界旅行('12〜'14年)

やってしまった。
膝が壊れたかも・・・。
義理のお姉さんに怪我だけは気をつけてと強く言われていたのに・・・。

 

ネパールの山登り第一弾として
アンナプルナサーキットへトレッキングへ行ってきた。

山登りで、もう歩けない、歩ききったという毎日を送りたかった。
やりきったと毎日を言いたかった。

だから初日から飛ばした。
飛ばしたというか、長時間歩いていたと言ったほうがいいかもしれない。
実際、通常2~3週間かかるそのコースを
5000mの湖を見に2日間寄り道しても10日間ほどで終えた。

スピードが速く標高への対処ができずに軽い高山病にもかかってしまったが。

 

途中の5400mの最大の山場かつコースのメインと言っていい峠まではよかった。

そこを過ぎてからだ。峠を越えたら急激な下りが待ち受けていた。

自分の悪い癖で下りになると走って降りてしまう癖がある。

それも早い。かなり早い。

 

その走り下りを実は、マレーシアの山でやってしまい、膝を痛めていた。
ネパールに来てからは痛みが引いていたので平気だと思っていて
一応、気をつかいながら走らずにゆっくり下っていた。

それが4時間ぐらい下っていたらちょっとした違和感から始まり
最後には足を引きづるぐらいまでの痛みになった。
ただ急激な下りが終わり、なだらかな道になったら痛みもなかったので平気だと思っていた。

👆寄り道して見た標高5000mの湖👆

けれども次の日。

始じめの2時間ぐらいはよかった。それからだ。徐々に膝が痛みだし
挙句の果て、平らな道でも歩けなくなった。

悔しくて悔しくて仕方がない。この膝がなければ何でもないのに。
膝を捻ったり、筋を伸ばした記憶もないのに、この痛み。

もしかしたらもう山登りが出来ないのじゃないか、ましてや今後チャリでの旅も膝を使うし
これから何も出来ないじゃないかって思ったら、泣けそうになるぐらい悔しかった。

ただここで負けず嫌いな自分がいた。

こうなったら足を引きづってでも歩き続けてやる。
やってやる。

その足でびっこを引きながらその日は終えた。

するとすると、なんとなんと、次の日になったら治っていた!!
あれだけ痛かったのが治ってる!すげー俺すげー!

分かった。
人間気持ち次第。実は何でも出来る。病も気から。
ケガも気持ちがあれば治る。
元気があれば何でも出来る!

👆途中の景色👆

 

そんなこんなで、山を登り下りしてアンナプルナサーキット
を周ったのち、アンナプルナベースキャンプまで行ってきて
ネパールの山、第一弾を終えて今はカトマンズに戻ってきた。

 👆たたずむヤク

アンナプルナベースキャンプはこれは必見。
自分の中での今まで行った中、BEST3に入るかと。

サンクチュアリ。聖域。

ネパールの人達に聖域とされている所以が分かる。
ある場所からこのベースキャンプまで肉の持ち込みも禁止されているほどだ。

6000mを超える山々に360度、囲まれ
雪に覆われ迫力満点の山が目の前にある。
何百年、何千年前の氷河が残り、時折激しい音を立てて崩れ落ちる。
濃く青い空に、素早く流れる雲。
風は冷たく、空気は体の芯を着くような寒さがある。
ただそれもまた清らかさを感じさせてくれた。
その場に居て、寒さじゃない身震いをおぼえた。
寒ささえ凌げれば、いつまでもその後景に見とれてしまうと思えた。

1週間あれば、トレッキング出来るので是非是非、時間がある人は行ってほしいと。

そしてこれから、第二弾。エヴェレストBCまで行く!
一度、チベット側からのエヴェレストは見たことがあるのだけれど
初日の出をエヴェレストを眺めながら見てみたい!

その周辺も行く予定で5000mを超えるポイントが3つ程ある。
この時期は結構な寒さだろうと。
心して行ってきます!
1ヶ月程かかるかもなんで
皆さん、よい年末年始をお迎えください!

今回のトレッキング中のマイナス点。
靴下を宿に置き忘れた。
携帯灰皿を落とした。
手に持っていた帽子が、できたての牛糞に落ちた。
買ったばかりのトレッキングシューズが次々と壊れだした。

崖際の牛達です。

約5000mの湖に行く途中の細くて滑りやすい道。
真下は「さようなら」と囁いています。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

👆夜のアンナプルナBCにて

髭も育ったきた。

だが、しかし。
間違った。
切るとこ間違った。

明けましておめでとう!
反省です。