Nepal Trekking Part2 (Jiri to Everest etc)

ネパール, 海外登山, 約2年間の世界旅行('12〜'14年)

 

明けましておめでとうございます!

3週間の山から熊五郎になって帰ってきました!
やばい!髭ボウボウ、シャワーも三週間で一回のみ!
臭い、汚い、埃っぽい!
久し振りに鏡で自分の顔を見たときは汚かった・・・。
顔の毛という毛が伸びていた・・・。

そして痩せまくった。
たぶん5キロ以上は体重は減っただろう。
腹と背中がくっつくかと思った。
骨と皮。骨川スネヲになるかと思った。

そんなんで戻って参りました!

 

 

👆途中の小屋

 

かなり山を登てきた。

主な場所として
・ジリールクラ間を往復徒歩。
(通常はカトマンズ―ルクラ間は飛行機で飛ぶ)これがしんどかった。アップダウンが激しい。
2000m登って1000m下りまた登るみたいなのが延々と続く。

そして

エヴェレストの3大峠
・Renjo pass(5360m) ― 景色最高。
・Cho la pass(5420m) ― 氷の上を装備なしでこけながら20分ぐらい歩いた。そして迷った。
・Kongma pass(5535m) ― こっちも迷った。景色も最高。

peak
・Sunder peak(4830m) ― 道がわからず一つ手前のピークまで。
・Teng Sang peak(5100m)
・Gokyo peak(5360m)
・Chukhung peak(5200m) ― 道が危険の為、一つ手前のピークまで。
・エヴェレスト ベースキャンプ(5364m)
・Kala patthar(5550m)
と行ってきた。

👆夕日に染まるエヴェレスト(真ん中の赤く染まっているのがそれです)

 

オフシーズンの今は、マイナーな道となると人がいない。

何度も道を間違えながら野生の感を働かせまくって

なんとかクリアーした。

👆エヴェレストをバックに

👆エヴェレストベースキャンプにて

一度、標高4400m付近で道を間違え
川を渡れなくて試行錯誤していたら
石が凍っていて足を滑らせ、川に落ちた。

慌ててもがいて川から出たが下半身がずぶ濡れ。

日が陰った後のことだったので寒さが尋常じゃなく
僕の大事なパトレシアも尋常じゃなく縮みあがっていた。

10分もしたら、ズボンが凍り始めていたほどだ。

その後、宿へ行きストーブを焚いてもらい
感謝しきれない暖かさを宿の人にもらった。

 

そんなんで大晦日にエヴェレストを

見ながら夕日をみて

元旦初日の出もエヴェレストと共に過ごし

素晴らしい締め括りと年初めになったかと。

👆途中のヤクたち

 

👆途中の村の景色

しかし、氷河や深い雪を被った険しい山々に囲まれ

何もない、誰もいない、音もしない静寂の中に

包まれていると時々

自分がどこにいるのか分からなくなる時がある。

その情景に呑み込まれて
自分の存在自体が無のような感覚になる。
自分の存在は何てちっぽけなんだと思えてくる。
その自分の中の悩みや不安など
どれだけ小さいことなんだと。
それであるならば、思うこととことんやってやろうと
思える気になってくる。

 

そんな山々の静寂の中にただ一人自分しかいないと価値観さえもぶっ壊される。

そびえる神々しい山々に向かって

届かないと知りながら

時々、こぶしを握り、腹の底から

雄叫びさえもあげ出したくなる。

そして僕はここにしっかり生きていると実感する。
求めていたのはこういうことなんだって。
いろいろな頂上へ登り、そこから辺りを見回し
見下ろしてみると
何とも言葉に出来ない恍惚感も沸いてきた。
今までに一度も景色や情景をみて涙を
流したことはないのだけれど
涙がなぜか出た。

 

そしてなぜか感謝の念がどこからともなく湧いてもきた。
そんなんで、かなり野生化し、パワーがついて戻ってきました。
そしてそして、次なる目的地は

デレデレデレデレデレ デン!!
ドゥーーーン!!

南米です!!

登るぞ!アコンカグア!!7000mの山!!
自分がそこでどう思い感じるのか!!
やるぞ!!やってやる!!

そして今回で南米二度目ですが

まだ行ったことのない

ブラジル!!

夢のブラジルへ!

今、乗りに乗っているブラジルがどんなんか見てやる!!
踊ってやる!!

今月16日にここを飛び立ち向かいます!!

 

(甥、姪へのビデオレターです)
誰かお子さんとかにビデオレター送ってもらいたい人いたら送りますよ!

皆様の素晴らしい一年をも願ってます!!よい一年を!!